2024.02.15雪水清花

人と動物を癒す“植物の力”

動物たちは、植物の“癒しの力”を上手に受け取ります。

一昨日、食べた朝ごはんを嘔吐してしまった、我が家の愛犬くん。
気温や気圧の変化があると、ごくたまにですが、こんな風に体調を崩すことがあります。

季節の変化や環境の変化で、心身に影響を受けるのは、人も、動物も、同じです。

このところの急な気温の変化が影響しているかなと感じ、当店でも扱っている、フランス・エルビオリス研究所のアンジェリカ(セイヨウトウキ)と、エンバク(オーツ麦)のタンチュメールを飲み水に混ぜてあげました。



タンチュメールとは、植物の成長した枝や葉、根などを、水とアルコールで作られた浸漬液に漬け込んで作られるハーブチンキ剤。ヨーロッパでは中世の時代から、人々を癒すために伝統的に用いられてきたハーブ療法です。

アンジェリカのタンチュメールは、消化器官を保護し、吐き気や嘔吐も速やかに治めてくれるエッセンスです。
「天使のハーブ」という別名も持つこの植物は、不安な気持ちも和らげてくれる作用があります。

エンバクのエッセンスは、自律神経に働きかけてくれます。
各器官の働きを正常に戻しながら、体全体のバランスを取り戻す助けになるエッセンスです。

そこに、心や感情に働きかけるフラワーエッセンスのレスキューレメディも加えてあげました。落ち着きをもたらすことで、体調不良の不安感や不快感を癒してあげられるように。

タンチュメールやフラワーエッセンスをはじめ、植物療法のエッセンスは、適切な使い方を踏まえれば、ペットの動物や小さなお子さんにも用いてあげられます。

エッセンスを摂った愛犬くん。
その日はほぼ一日、本当に穏やかに、よく眠っていました。



動物たちは、その時々の自分に必要な行動を、本能的にわかっています。
タンチュメールやフラワーエッセンスの助けを上手に受け取りながら、自分の体の力を正常に取り戻すことに、しっかり専念してくれました。

おかげさまで、翌朝はとっても元気に!
食欲もすっかり回復し、散歩の足取りも、とても軽やかでした。

人や動物に不自然な負担をかけることなく働きかけ、本来の生命力を引き出す、フランス・エルビオリス研究所のジェモエッセンスやタンチュメール、そしてフラワーエッセンス。それらには、防腐剤や保存料などの添加物は、一切含まれていません。
植物への深い愛情と、心からの敬意とともに作られるエッセンスは、南フランスの美しい自然のもとで、ほぼすべての工程にわたって手作業で、丁寧に作られたものです。

エルビオリス研究所の人々は、「植物を使う」という言い方を、決してしません。
彼らは、「植物からいただく」という表現を常に用います。
そして、摘み取らせてもらった植物を、冷凍したり、乾燥させたり、粉砕したりもしません。
植物が持っている大切な「生命力」と「情報」を、 “完全な形”で用いらせてもらうことが、植物への最大の敬意であり、その恵みを余すところなく生かさせてもらうために、加工するようなことは一切しないという信念があるからです。



エルビオリスの製品は、必要最低限の量を摘み取らせてもらった植物たちを、生のままで、ほぼ30分以内に浸漬液に漬け込んで作られます。そして、美しい空気と太陽のもとで、その成分とエネルギーを、じっくりと丁寧に抽出していきます。
真心と時間を注ぎ、植物たちと真摯に対話しながら、分け与えてもらったその恵みを大切に生かしきる。そんな思いで誠実に作られていることに、植物療法士として深い共感を覚えます。

そうして丁寧に作られたエッセンスは、成分も、エネルギーも、本当に澄んでいて、きれいです。
純真無垢な存在である動物たちや子どもたちは、丁寧に届けられた植物たちの癒しの力を、きれいに、真っ直ぐに、受け取ってくれます。
植物療法は、大人だけでなく、小さなお子さんやペットの動物たちにも使ってあげられるのが大きな強みですが、植物の癒しの力を純粋に受け取るのがとても上手な彼らは、大人よりもずっと速やかに、その助けを活かしていってくれます。

植物療法を学ぶことでできるようになる、大切な家族のための日々のセルフケアは、日常の様々な場面で、本当に心強いです。

そして、ペットと一緒に暮らしている人にとって、「家族のためのセルフケア」とは、
人間も、動物も、同じように健やかな毎日を生きられるようにケアしてあげること。
そこにはなんの差異もありません。

逢いことばは、植物療法の本場・フランスの「エルビオリス研究所」のカリキュラムに基づく認定資格を取得していただける、植物療法の学校「エコール ド エルボリストリー 東京杉並校」でもあります。

樹木の新芽を用いて、根本的な体質改善を促す植物幹細胞療法「ジェモセラピー」を本格的に学べる「ジェモセラピスト養成講座」や、植物の成長した枝や葉を用いる古くからの自然医学「フィトセラピー・タンチュメール講座」、さらに、花の精妙なエネルギーを用いて、心や感情のバランスを取り戻すことを助ける「フラワーエッセンス講座」を、随時開催しています。
ご都合に合わせたスケジュールでの「リクエスト開催」や、ZOOMによるオンライン受講も可能です。

植物療法の深い恵みを学ぶことは、生涯にわたって、ご自身と、大切な存在を守るための大きな力になります。
そして、不調の回復を助けてくれるだけでなく、それぞれの命に備わる“生きる力”の素晴らしさに気づかせてくれるのが、植物たちの癒しの力の本質です。
植物療法とは、植物を通してもたらされる、生きとし生けるものすべての生命への讃歌だと、日々感じます。
そんな素晴らしい恵みを、多くの方に知ってほしいと心から思います。

【ご案内】
“花”の療法「フラワーエッセンス」と、“新芽”の療法「ジェモエッセンス」。
2つの植物療法がもたらす、素晴らしい癒しの力と活用法を、楽しく生き生きと学べるオンラインセミナーを開催します。

「フラワーエッセンス」は、花が持つポジティブなエネルギーで、心のバランスを整える療法です。
そして「ジェモエッセンス」は、新芽の有用成分で、体に備わる本来の生命力や適応力を引き出す、フランス・ベルギー生まれの新しいハーブ療法です。

それぞれの療法の特徴や働きを個別に紹介するだけでなく、その背景にある植物の生涯の「時間軸」と「生命の表現形態」に光を当てながら、植物が持つ「癒しの力」とはどんなものなのか、その本質を深く見つめていきます。

2つの療法の持ち味や違い、組み合わせ方などについても、具体例を交えながら取り上げていきます。花や植物が好きな方、植物療法に興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。

そして、すでに植物療法に触れている方にも、これら2つの療法の特質をより鮮明に理解し、そのポテンシャルや活かし方について、新たな視点や気づきを得ていただけるセミナーです。

【開催日時】いずれかの日程をお選びください。
・2024年2月23日(金・祝)午前10:00~11:30
・2024年3月2日(土)午前10:00〜11:30

【参加形式】ZOOMによるオンラインセミナーです。
 ※お申し込みいただいた方には、別途ZOOMミーティングアドレスをお知らせします。

【料金】5,000円(税込)

【講師】雪水清花(植物療法士)
・エコール ド エルボリストリー杉並校 認定講師
・フラワーエッセンスセラピスト
・ジェモセラピスト
・フィトセラピスト
・サロン「逢いことば」カウンセラー

【対象者】
どなたでもご参加いただけます。
・花や植物が好きな方
・植物療法に興味がある方
・すでにフラワーエッセンスやジェモセラピーを取り入れており、さらに理解を深めたい方

【お申込み】
逢いことばSTORE

【お問い合わせ】
逢いことば/エコール ド エルボリストリー杉並校
03-5303-9730
info@aikotoba-salon.com