人の心と響き合う花束〜「小さいもの市」出店者紹介⑤Panié rustique
絵画のようなブーケ。
Panié rustique(パニエ・ラスティック)さんが束ねる花々は、そんな印象をまっすぐに投げかけてきます。
それは、単に「絵のように美しい」というだけの意味ではありません。
上質なアートに触れた時、私たちの心の奥底では、必ずなにかが瑞々しく動きます。
Panié rustiqueさんの花を前にすると、私たちは、その色味や質感を通して、自分の心の奥深くに息づいている「情感」に、思いもよらない形で出会うことになる。
まさに、そんな印象をもたらす花なのです。
この感覚は、どこからくるのか。
それは、彼女の束ねる花が、私たちの“命”と深いところで響き合うからこその感覚なのだと思います。
喜怒哀楽。人生の折々で、人はさまざまな感情と向き合います。
喜びや楽しみに溢れた人生であればいいのに、と誰もが願う一方で、時に激しく憤り、時に深く悲しみ、人生がもたらす苦難や試練にもがき苦しむこともあるでしょう。
口にはしない様々な感情を抱えながら過ごす時間の中で、一輪の小さな花の姿が、心の襞の奥深くをほのかに照らす。
そんな瞬間が、誰の人生にもあるのではないかと思うのです。
それは、花の命が放つ、澄んだ一筋の光。
どんな時も、精一杯その生を全うしようとする気高い命にだけ宿る、純粋な美しさ。
私たち人間が、いつの時代にも“花”に魅せられるのは、その真っ当な生き様を貫く命の輝きに、「生きること」そのものの美しさを見るからではないでしょうか。
そんな気高い命のありようを誠実に見つめ、その汚れない美しさと強さを真心で感じ、受け取り、生まれるPanié rustiqueさんの花束。
それは、“今”を精一杯生きるすべての命の、「普遍の輝き」を束ねたものです。
だからこそ、彼女の花は、私たちの心と深く響き合うのです。
逢いことばにPanié rustiqueさんの花を飾ると、訪れるたくさんの方がそれに目を留め、時に微笑み、時に涙します。
花の佇まいに、その時々の自分の「命の精一杯」を重ね合わせ、微笑みも涙も、すべてを味わい噛み締める。
そしてまた新たな一歩を踏み出していく。
花の前に佇む、そんなお客さまの姿の中に、響き合う“花”と“人”との「命の繋がり」を想うのです。
今回は「小さいもの市」とあって、Panié rustiqueさんのお花も、小ぶりでかわいい花束を中心に届けられます。
サイズこそ小さいものの、その美しさは、やはりPanié rustiqueさんならではの“命の輝き”が表現された、絵画のようなものばかりです。
さらに今回は、Panié rustiqueさんが厳選した、草花を象った美しい石膏オブジェ(Botanical Horaさん作)や、植物を描いた素敵なポストカード(mika gyotaさん作)も並びます。
小さな花束の中に息づく、アートのような“命の輝き”に、ぜひ出会いに来てください。
逢いことば「小さいもの市」プロデューサー 雪水清花
◆逢いことば「小さいもの市」概要◆
【開催日程】
2025年4月26日(土)・27日(日)
午前11時〜午後5時
※お支払いは、すべて現金にてお願いいたします。
【開催場所】
逢いことば(JR総武線・西荻窪駅から徒歩1分)
東京都杉並区西荻北3-22-22 第七フロントビル201
【出店者一覧】(クリックすると、各出店者さんの詳細をご覧いただけます。)
・Son frais(焼き菓子)
・YURI(石コラージュ、布製ブローチ)※4/26(土)のみ
・ロイ工房(刺繍雑貨)
・ぼうやじるし(羊毛フェルト)
・Panié rustique(生花ブーケ、石膏オブジェ、ポストカード)
→★関連ブログ「あなたの日々を綴る“もの語り”」
※詳細→https://www.aikotoba-salon.com/information/info-1653/