「可愛らしさ」がもたらす優しい光〜「小さいもの市」出店者紹介④ぼうやじるし さん
例えば、気持ちがトゲトゲしている時。
心が固くなっている時。
そんな時は、「可愛らしいもの」たちが、そっと力を貸してくれる。
ぼうやじるしさんの作品を手にした時、そんな風に感じました。
やわらかい質感と優しい色味の羊毛フェルトで、大切に丁寧に作られた「小さな動物たち」は、どれも本当に、“可愛らしい”作品です。
この“可愛らしさ”とは、何なのでしょう?
パンダ、こぶた、リス、ペンギン…やわらかいタッチの作品一つ一つをつぶさに見てみると、どの“子”の表情にも、私たちへの「好意」と「親しみ」が表れていることがわかります。
この、心を柔らかくほぐしてくれる優しさが、ぼうやじるしさんの作品ならではの“可愛らしさ”です。
それは、子供の頃に、いろんな気持ちを静かに受け止めてくれた、“ぬいぐるみ”という「友だち」の存在を思い起こさせてくれます。
嬉しい時には一緒に喜んでくれて、悲しい時には一緒に悲しんでくれる。
その時々の自分の心に黙って寄り添ってくれた、子供の頃の「物言わぬ友だち」は、大人になった私たちに、時空を超えて、今でもずっと“親しみ”と“好意”を送ってくれている。
ぼうやじるしさんの作品は、そんな懐かしい記憶を呼び覚ましてくれるのです。
「自分にとって“可愛い”とは、“心に光が差し込むようなイメージ”なんです。心にあかりが灯るもの。温かさと明るさを感じるもの。それが、自分にとっての“可愛い”の意味なのかもしれません。」と語る、ぼうやじるしさん。
実用性や機能性が追い求められがちな、いまの時代。
「可愛いもの」には、そういった要素は少ないかもしれません。
けれども、私たちの心にまっすぐ届くその優しい光は、固くなった気持ちを温め、解きほぐし、子供のような無垢で素直な笑顔を引き出してくれると思うのです。
心がまるく、やわらかくなる、ぼうやじるしさんの可愛らしい作品たち。
子供の頃のあなたが知っていた、“懐かしい小さな友だち”に、もう一度会いに来ませんか?
逢いことば「小さいもの市」プロデューサー 雪水清花
◆逢いことば「小さいもの市」概要◆
【開催日程】
2025年4月26日(土)・27日(日)
午前11時〜午後5時
※お支払いは、すべて現金にてお願いいたします。
【開催場所】
逢いことば(JR総武線・西荻窪駅から徒歩1分)
東京都杉並区西荻北3-22-22 第七フロントビル201
【出店者一覧】(クリックすると、各出店者さんの詳細をご覧いただけます。)
・Son frais(焼き菓子)
・YURI(石コラージュ、布製ブローチ)※4/26(土)のみ
・ロイ工房(刺繍雑貨)
・ぼうやじるし(羊毛フェルト)
・Panié rustique(生花ブーケ、石膏オブジェ、ポストカード)
→★関連ブログ「あなたの日々を綴る“もの語り”」
※詳細→https://www.aikotoba-salon.com/information/info-1653/