“本当の自分に出逢う”
これが逢いことばのカウンセリングの核心であり、何よりも大切にしているテーマです。

大切なことは二つあります。
一つは、“本当の情熱”に気づくこと。
そして、もう一つは、“気づかぬ心の枷(かせ)”を外すこと。
この二つができると、誰もが、自分に本来備わった持ち味を、力むことなく自然に発揮して、のびのびと自信を持って生きていくことができます。そして、それに伴って、家庭や職場、学校などでの人間関係も良好になり、信頼できる仲間やパートナーにも恵まれ、仕事のチャンスも巡ってくるようになります。
しかし、実際には、人生は必ずしも円滑に進むわけではありません。

「夫婦関係がうまくいかない」「上司のパワハラで悩んでいる」「素敵な出会いがない」「複雑な恋愛関係で出口が見えない」「子供が反抗的で手がつけられない」「仕事にやりがいを感じられない」「本当にやりたいことがわからない」……
逢いことばには、日々、様々な方が相談に訪れます。
一刻も早く困った状況から逃れたい、すぐに希望を叶えたい、と思うのは当然ですが、その場をしのぐ当座のアイデアや答えを得ても、それだけでは、時を変え、場所を変えて、また同じ本質の問題を体験します。一つ悩みが解決しても、また不満と不安に振り回されるループの中を生きていくことになります。

「自分は本当の人生を生きていない」
「いつも大切な何かが満たされない」
誰もが、心のどこかで、“本当の自分”に目を向ける必要を感じていますが、どうすればそれが見つかるのか、それがどんなものなのか、なかなか自分ではわかりません。
それは、殆どの人が、“本当の自分”の上に、“あるべき自分”や“これしかできない自分”という“偽の自分”を何層にも被せて、覆い隠してしまっているからです。

人は誰もが、子供の頃から、親や先生、友達など、様々な人とふれあう中で、自分の“ありのままの感情”を表現した時、叱られたり、衝突したり、批判されたりします。傷つくことを恐れ、みんなとうまくやっていこうとする中で、程度の差はあれ、誰もが、本当の自分の考えや気持ち、望みを隠し、本当の自分とは離れた“あるべき自分”であろうと努力するようになります。そして、それができないと自分自身に厳しく当たり、“これしかできない自分”という自分像を作り出し、本来持っていた可能性を封印していきます。こうして、知らず知らずのうちに形成された“心の枷”が、生が展開するのを阻み、他人や環境との軋轢を生むことになります。 しかし、自分自身を見つめ、この“気づかぬ心の枷”に気づくと世界は一変します。心が自由に解き放たれることで、長い間忘れられ、くすぶっていた“本当の情熱”に火がつき、年齢や状況と関係なく、あなただけの本当の人生への扉が大きく開かれます。

逢いことばは、居心地のいい空間で、くつろいだカウンセリングを通して、あなたが“本当の自分”に出逢う場所です。 いらっしゃる方が、大切な自分の心に気づき、愛し、秘めてきた情熱に火がつく瞬間の輝きは、本当に素晴らしく力強いもので、誰の中にも備わった生命の力を感じずにいられません。 真の自分に向き合うことは、一見怖いことのように思えますが、誰もが心のどこかでずっとひそかに望んでいることでもあります。 ひとたび、隠れた本当の自分への気づきが生まれると、自分を正直に表現し、存分に生かしていくことに、たまらない喜びと活力を感じるようになります。 そして、人生は、傷つかないよう失敗しないよう必死にこなす難事ではなく、発見と喜びに満ちた、わくわくする冒険になります。 あなたは、本当の幸せの鍵を手に入れるのです。